エバ・ジェルバブエナの新作”lluvia"を見てきました。

感動しました!!
でも、、、
本当の感動は最後の数秒に突然やってきました。

作品は、振り付けも、歌の使い方も、構成も斬新で凝っててすごい。
でも、すごすぎて、実は、そこに入り込めないこともありました。

私のかたい頭では理解できないというか。
美味しいはずのフランス料理を目の前にして食べ方がわからないというか。

でも、いわゆるのアレグリアスはオレ!!の連発だし
最後のバタデコーラのソレアは素晴らしかった。
いくつかの試みもあり(これは今度見る人のために内緒にしときます!)
パンフレットひとつにしても、エバの舞台に対する想いと彼女の深さを感じました。

というように満足してたのですが、、、
本当の感動は最後の瞬間に突然やってました。

すごいソレアを踊った後
最後の場面で彼女はふと舞台を降りて客席を歩いて帰っていったのです。

何秒かのことでした。

ただまっすぐ、遠くを見て、歩いていっただけ。
でも本当にすごくて、私は涙がぽろぽろこぼれ
彼女が去った後、客席は拍手とハレオに包まれました。

今こうして思い出すだけでまた体が熱くなり鳥肌がたちます。

富士山の頂上で御来光を見るような感動でした。

例えば、マイケル・ジャクソンが歌いながら客席に降りてきたら
お~近くにきた~!って嬉しくなるけど、
それではなく
演じてない、踊ってないエバそのものが近くを通ったからびっくりしました。
それも、近くにきた~!っていうびっくりではなく
ものすごいものが通ったからのびっくり。
彼女に触る人もきゃ~!って騒ぐ人もいない。
そんなことできない、、、ただすごいものが通り過ぎていくのをじっと見守る感じ。

公演がおわってからも放心状態が続いたから
次の日、カディスに海を眺めに行きました。
公演のこと、エバのこと、自分のフラメンコのこと
考えたり考えなかったりしてると
気持が静かになって
踊りたいとただ思い
セビージャに帰りました。

これから、
この二日間の経験が
私の人生に影響し励ましていってくれるんだと思います。








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プロフィール



早稲田大学在学中にフラメンコと出会う。
その後スペイン留学を繰り返し、日本とスペインの舞台で研鑽を積む。
スペインではアデラ・カンパージョ、ピラール・オルテガ、エル・トロンボ等、日本では松丸百合、森田志保に師事。



2006年
日本フラメンコ協会第15回新人公演奨励賞受賞。

2007年
マルワ財団主催 第4回CAFフラメンコ・コンクールにて第3位及び奨励賞W受賞。
同年、クリスティーナ・ヘレン財団フラメンコ芸術学校に奨学生として留学。

2008年
セビージャ・ビエナルの併行プログラムでソロ公演を行う。

2009年
文化庁海外派遣員に任命される。
帰国後、多くのライブ活動を行いながら「響流」「REENCUENTRO」「SOLO」「宙」等、ソロ・リサイタルを開催。

2010年8月
屋良有子フラメンコ教室を開講し、現在主宰者として後進の指導にも積極的に取り組んでいる。

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